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「カミソリ負けが嫌」「自宅で手軽にムダ毛を処理したい」。そんな方に人気の脱毛クリーム。塗って流すだけで簡単につるすべ肌が目指せるとあって、ドラッグストアなどでも多くの商品が並んでいます。
しかし、その手軽さゆえに「使い方がよくわからない」「肌がヒリヒリして荒れてしまった」「思ったより綺麗にならない」といった失敗談も少なくありません。
この記事では、脱毛クリームで後悔しないための「正しい使い方」と「選び方のポイント」を徹底解説します。効果を最大化するコツから、VIOやメンズ用の選び方、肌荒れを防ぐための重要な注意点まで網羅。正しい知識を身につけて、安全で快適なムダ毛ケアを始めましょう。
脱毛クリームとは?その仕組みと「除毛」との違い
まず知っておきたいのは、一般的に「脱毛クリーム」と呼ばれている製品の多くは、正しくは「除毛クリーム」であるという点です。
- 除毛とは:皮膚の表面に出ている毛を取り除くこと。
- 脱毛とは:毛根から毛を取り除く、または毛根の組織に作用して毛を生えにくくすること。
除毛クリームは、「チオグリコール酸カルシウム」などの有効成分が、毛の主成分であるタンパク質(ケラチン)を溶かすことでムダ毛を取り除きます。毛を剃るのではなく溶かすため、カミソリのように処理後の断面がチクチクしにくく、なめらかな仕上がりになるのが特徴です。
しかし、作用するのはあくまで皮膚表面の毛だけで、毛根を破壊するわけではありません。そのため、永久脱毛の効果はなく、しばらくするとまた毛は生えてきます。この「除毛」と「脱毛」の違いを理解しておくことが重要です。
後悔しない!脱毛(除毛)クリームの選び方【3つのポイント】
市販されている多くの製品の中から、自分に合ったものを選ぶための3つのポイントをご紹介します。
① 使用したい部位で選ぶ 体は部位によって皮膚の厚さや敏感さが異なります。必ず使用したい部位に対応した製品を選びましょう。
- VIO・デリケートゾーン用:皮膚が薄く敏感なため、低刺激処方で保湿成分が豊富な専用品を選びます。「VIO使用可能」と明記されているか確認しましょう。
- 顔・メンズヒゲ用:男性の濃いヒゲに対応しつつ、肌への負担を考慮した専用クリームがあります。ボディ用を顔に使うのは絶対にやめましょう。
- 腕・脚などボディ用:最も一般的なタイプ。種類が豊富なので、次の②や③のポイントで選びます。
② 保湿・肌荒れ防止成分で選ぶ 除毛クリームは、毛だけでなく肌表面のタンパク質にも少なからず影響を与えます。肌への負担を軽減するため、保湿成分や肌荒れ防止成分が配合されている製品を選びましょう。
- 保湿成分の例:シアバター、ヒアルロン酸、コラーゲン、大豆エキスなど
- 肌荒れ防止成分の例:グリチルリチン酸2K、アロエエキスなど
③ テクスチャや香りで選ぶ クリームの伸びが良く塗りやすいか、浴室でも垂れにくいかといったテクスチャは、使いやすさを左右します。また、除毛剤特有のツンとした香りが苦手な方は、香りを抑えたタイプやフローラル系の香りがついた製品を選ぶと、快適にケアができます。
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【完全ガイド】脱毛クリームの正しい使い方と効果を高めるコツ
製品の効果を最大限に引き出し、肌トラブルを防ぐために、正しい使い方をマスターしましょう。
【ステップ1】パッチテストを必ず行う(最重要) 使用する48時間ほど前に、二の腕の内側など目立たない部分にクリームを少量塗り、指定の時間放置して洗い流します。その後、肌に赤み、かゆみ、かぶれなどの異常が出ないかを確認します。肌質は変化することがあるため、以前使ったことがある製品でも毎回行いましょう。
【ステップ2】肌を清潔にし、乾いた状態で塗布する 汗や皮脂、水分が残っているとクリームの効果が十分に発揮されません。ケアする部分をきれいに洗い、タオルで完全に乾かしてから使用します。
【ステップ3】毛が隠れる厚さで均一に塗る スパチュラ(ヘラ)などを使い、毛の根元から毛が完全に隠れるくらい(1〜3mm程度)の厚さで、ムラなくクリームを塗ります。
【ステップ4】放置時間を厳守する 製品に記載されている放置時間を必ず守ってください。長く置いても効果が高まることはなく、むしろ肌荒れのリスクが格段に上がります。タイマーをセットするのがおすすめです。
【ステップ5】優しく拭き取り、ぬるま湯で洗い流す 時間がきたら、まずクリームの一部を拭き取り、毛が取れているか確認します。OKなら、スパチュラやティッシュで毛の流れに逆らうように優しくクリームを取り除きます。その後、クリームが肌に残らないよう、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。石鹸などでゴシゴシこするのはNGです。
【ステップ6】保湿ケアを徹底する 除毛後の肌は非常にデリケートで乾燥しやすくなっています。刺激の少ないボディローションやクリームで、必ず保湿ケアを行いましょう。
脱毛クリームの危険性?肌荒れを防ぐための重要注意点
手軽な反面、使い方を誤ると肌トラブルにつながる可能性があります。以下の注意点を必ず守ってください。
- 使用できない部位には使わない:頭髪、眉毛、まつ毛、顔(専用品以外)、粘膜部分への使用は厳禁です。
- 毎日使わない:肌への負担が大きいため、製品が推奨する使用頻度(週に1回程度など)を守りましょう。
- 肌の状態が良い時に使う:日焼け直後、傷、湿疹、かぶれなどがある部位への使用は避けてください。また、肌が敏感になりがちな生理中やその前後、妊娠中、産前産後も使用を控えましょう。
- 他の製品と混ぜない:化学反応を起こし、肌に深刻なダメージを与える危険があります。
万が一、使用中に強い刺激や痛みを感じた場合は、すぐに洗い流し、症状が改善しない場合は皮膚科を受診してください。
脱毛クリームに関するQ&A(VIO・メンズ・持続期間など)
Q1. VIOやデリケートゾーンに本当に使える? A1. 「VIO使用可能」と明記された専用の低刺激な製品であれば使えます。ただし、アンダーヘアは毛が太く、皮膚が敏感なため、必ずパッチテストを行い、粘膜部分(Iライン、Oラインの内部)に付着しないよう細心の注意が必要です。
Q2. メンズの濃い毛(ヒゲなど)にも効果はある? A2. メンズ用として販売されている除毛クリームは、濃く太い毛にも対応できるよう成分が調整されており、効果を期待できます。ただし、顔の皮膚はデリケートなため、必ず「ヒゲ用」「顔用」と書かれた製品を使用してください。
Q3. 効果はどのくらい持続する? A3. 個人差や部位によりますが、一般的に3日〜1週間程度です。カミソリよりはチクチクしにくい期間が長いと感じる方が多いです。
Q4. 永久脱毛はできる? A4. できません。前述の通り、除毛クリームは肌表面の毛を溶かすだけなので、毛根の機能は残っています。永久的な効果を求める場合は、医療脱毛クリニックでの治療が必要です。


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